きっかけは、クリニックの患者さまでした。
ニキビ、肌荒れ、アトピー、乾燥肌等の患者さんを診る皮膚科の医療現場。
そこには本当に、様々な肌トラブルに悩まれる女性が訪れます。
もちろん薬の服用や塗布で症状を軽減させることは出来ますが、スキンケアの良し悪しで症状にかなりの差が出てくることも確か。いくら真剣に治療を行っても、日々の化粧品で肌に負担をかける有害なものを使って、治療が無駄になってしまうということの繰り返しではまったく意味がありません。
そこで生まれたのが、自由が丘クリニックドクターズコスメティクスが提供する、「JC PROGRAM」の原型となるものでした。
ある時転機が訪れました。
初めはクリニックの受付で、診察の帰りに薬と一緒に渡される名も無い化粧品。プラスチックの白いカップに詰められただけの簡単なものです。
「今使っている保湿クリームの代わりに、これ、使ってみてください」
「クレンジングは今のままで良いけど、洗顔の時は試しに一度これで洗ってみてください」
勧める側の私たちも、初めはその程度の会話でした。
しかし、そんな陽の当たらない運命にあった化粧品にも、ある時転機が訪れました。
その名もない化粧品を世に送り出すことにしたのです。
治療に効果が現れ、本当ならもうクリニックに来る必要の無いはずの患者さんが、これからも使いたいと買い求めにいらっしゃったのです。
そしてそれは、一人や二人ではありませんでした。
本来は治療や薬の補助として使っていたものが、
美容には特に意識の高いクリニックの患者さまの心を捉えたのです。
こうして私たちは、患者さまの喜びを皆さまにお届けするため、
その名もない化粧品を世に送り出すことにしたのです。